本当に何を求めているのかわかっていますか?
あなたは、自分が本当に何を求めているのかわかっていますか?
何かを、特に、恋愛や人間関係、人からの評価などを望めば望む程苦しくなる。
そういうときって、ありませんか?
彼と仲良くしたいのに、うまくいかない。イライラしてしまったりする。
人と比べてしまって落ち込む。
周りの人間が下らない人達に見えてつまらない。
認められている人が羨ましかったり、認められていない自分がみじめに思えたり。
どうして、良いことを望んでいるのに苦しむんだろう。
そう疑問に思うこともあるでしょう。
ところで。
自分に厳しくしてしまう人や、他人を厳しい目で見てしまう人。
それに、常識的でない考え、我が儘な感情、正しくない行動、性的なこと……そういうことを、少し考えたり望むことすら「悪いこと」と思っている、真面目な人。
自分は、これに当てはまるかも!って思った人は、苦しんでいる時に同じような原因があったりします。
自分が本当はなにを求めているのか、わかっていなかったり、見ようとしなかったりしていることが多いんです。
一つ例を出すと、好きな人が振り向いてくれない!辛い!というとき。
本当に、その人のことが好きですか?例えば過去に、その人といい雰囲気になったとか、自分に理解を示してくれたとか、体の関係があったとか、憧れる見た目や性格をしている、とか……
色々な理由があってその人のことが好きなのだと思います。
ただそれが
- 過去にいい雰囲気になった
- 自分に理解を示してくれた
- 体の関係があった
これらの場合、ちょっと考えてみる必要がありそうです。
もし、その人以外が同じようなことをしてくれたら?同じようなことになっていたら?
あなたは、その人と他の人、どちらを取りますか?
あなたは、その人自身が本当に好きなのか。それとも、過去に感じた自分の内面の気持ちを追い求めているのか。
自分が求められていたという感覚や、自分を見てくれたという気持ち。
そういうものって、とても素敵ですし、自己肯定感に繋がります。
でも、それは自分自身の中の問題。相手を見るより、自分の気持ちを見ている状態です。
さて、この場合、本当に望んでいることは何でしょう。
好きな人を手に入れること?
いいえ、恐らくですが、こういった場合にあなたが本当に望んでいるのは、
- 人から求められたい、見られたい
- 誰かにわかってほしい、自分は正しいと信じたい
こういう気持ちが大きいと思います。
そして、そういう状態ですと、そこそこモテる人以外は、相手の心を射止めることは難しくなります。
なぜかって。
相手に求めているばかり、という雰囲気が出ていたり、相手自身の個性や考えを見ていないことが多いからです。
もちろん、人を好きになる理由は一つではないことが多いです。
相手を人として好きで、更に上記のようなものを望んでいることもよくあるでしょう。
そういった場合は、付き合ったあとにトラブルになることがあるかもしれません。
でもその前に、自分の心と向き合って、何を求めているのか、じっくり考えてみるといいかなと思います。
求めていることがわかれば、もっと良い解決方法があったり、本当に幸せになるためにやるべきことが見えてきたりします。
本当に望んでいることに気がつかずに、ズレた願いに囚われてるとき。
まずは、自分自身と向き合ってみてくださいね。